失敗させてくれるという優しさ。
仕事において、皆様数々のご経験をされてきたと思います。
各言う私もその一人です。
ちょいと小言に付き合って下さい。
私の例をお話します。
私は未経験でWEBマーケティングという世界に入りました。
当時は、今ほどアドテクが発展しておらず(アドテクという言葉も無かったですね)
「WEBマーケティング?なにそれ美味しいの?」のように
仕事としてはまだまだ全然定着していなかったんです。
そんな頃に
[WEBマーケター]という言葉が行き交う企業に入り
そこでヤフースポンサードサーチ(現:ヤフー広告)のアカウントを任せて頂くことになりました。
その広告費用は今まで自分が請け負ったことのない金額でした。
正直、「いや、これ俺でいいんかな??」と戸惑いも有りながら
責任ある業務に全力で挑みました。
しかし、成功法則を自身で叩き出さなければいけないという
高難易度の業務に悪戦苦闘をしておりました。
もう、正直全然改善の余地なし!お手上げや、わからんもんはわからん!
そんな心境でした。
ミーティングでは
成果の報告よりも「痛いところを突かれたときようの言い訳武装」みたいな日々でした。
しかし、そんなある日
いつものようにミーティングをしていると私は自身の解釈の誤解に気が付きました。
これは「怒られる」というよりは、
原因を間接的に気付かせてくれているということに気づきました。
そして、私がやろうとしている施策へは口出しをしないでくれていることにも
同時に気が付きました。
その三か月後、私は結果的に運用改善を行うことに成功致しました。
もちろん、自己学習も行っておりましたし日々スキルアップは怠りませんでした。
しかし、成果を出せた本当の理由は
「社長と上司が、私に失敗をさせてくださったから。」に他ならないと思ってます。
失敗をする=成功の確率が1上がる。
新規案件を頂いて、CVが厳しい案件でも
「何が原因か。そして、どこをどう改善すれば数値は変化する。」といったポイントを抑えておりますので
厳しい案件も売上や集客アップの改善することができる人材へと、成長致しました。
この精度が高くなったのは、こうだ!と思ったときにその施策をやらせて頂いて
見事に失敗してきたからだと言えます。