WEBマーケターの見極め方法
マーケター人口が増えていることは大変喜ばしいことで、技術が進むことで改善角度も広がっております。
WEBマーケターとは、WEB上での施策を打ち売上を上げる存在です。
この存在は売上に直結し、効果が出れば2倍10倍と売上にレバレッジをかける為
近年かなり重宝されていますが、
反対にスクール等で3か月でWEBマーケターに。等謳っている企業も増えたと思います。
結論:3ヶ月じゃ敏腕マーケターになるのはかなり難しいです。私も7年程積み上げて研究・実践しているので、いかに奥深い数値の世界かを少なからず理解しています。
ただ、実際に3ヶ月程度でフリーランスデビューを果たし仕事を受注する方も増えております。マーケター側も企業側も危険な状態となってしまいます。
マーケター人口が増えることは喜ばしいことなのですが、施策を失敗する人が増えるとマーケターへの信頼性が下がってしまい、企業側も敏腕マーケターもwin-winの関係になれない事象が発生します。
広告は機械学習が安定してくる機関やデータ貯蓄期間は暴発することも多くあります。
なのでプロはこの赤字期間を加味し、回収期間を想定して運用したりします。
絶対に赤字期間を作りたくないと言われたら手動入札から始めてパワープレイで費用対効果を合わせます。
その後ある程度データが溜まった後に自動入札に切り替えます。
管理画面触りたてのマーケターに手動入札で費用対効果を合わせるのは結構酷な話です。
求めてしまうのも酷ですが、承るのも自身の首を締めることに繋がります。
数値分析は計算が早いだとか、緻密な資料作成ができるとか、そう言った類の話ではなく
【どこの数値を改善できるか、どうやって改善できるかを知っている】ことに尽きます。
では、そのようなマーケターをどうやって判断するかですが、答えは簡単です。
【複数人のマーケターから改善ポイントを聞けばいいだけ】です。本当に改善できるかどうかは分かりませんが、敏腕マーケターの共通点として原因特定が的確です。
例えば
広告出したけど売上上がんなくてさ。何とかできないかな?と問い合わせがあったとします。
鉄則として販売商品
単価
業界の平均CPC
限界CPC
競合他社の分析
この辺りを調べます。
この辺りは経営やってる方ならご自身でも割り出すかと思います。
ここからがマーケターの違いが出ます。
キーワード検索数を調査して実際のクリック率を現実性の高い数値で割り出しサイトにどれだけ流入させられるかを算出します。
コンバージョンレートが何%で運用できるか。競合のCPCを元に調査します。
競合のCPCは色々調べる方法がありますがここでは割愛します。
いくら広告費をかけていくら売上を出しているか
そして粗利がいくら程度出ているか。先に出しちゃいます。
IMPを調査したのち
業界平均CTRよりクリック数を導き出し、サイトにどれだけ流入があるか出します。
あとは単価と睨めっこしてRoasが100%以上になる値を見極めます。
広告の出向を続けている場合高確率でRoasが合っているはずなので売上規模が想定できます
って話を当たり前なことだと思える人と何言ってんだ?という二者に別れますよね
当たり前だと思える方は多分利益出せます。
PPC広告で荒稼ぎしているアフィリエイターの方なんかは、この辺り考えて運用している方が殆どだと思います。
競合調査は生命線だと理解できているでしょう。何故なら彼らの殆どは巨人の方に乗る人達だからです。
※勿論、シミュレーション通りにはいきませんのでかなり保守的な数値見積もりを行なうことも重要です。